インタビュー
アルアートでご購入された
お客様2名様を訪問し、インタビューしました!
歴史にこだわりましたね。
調香師として活躍する高岩さん。60~80代の調香師が現役で活動する中、高岩さんは若手ながら、本場フランスで学んだ調香技術を活かし、国内で活躍している。
そのフランス仕込みの洗練されたセンスが光るお部屋に、存在感たっぷりにたたずむ一枚板。
こだわりの「ヨーロピアンテイスト」と「和風テイスト」の融合により一枚板が毎回「違った表情」を見せると語ってくれました。一枚板を全く知らなかった高岩さんが、どうやって自分好みの一枚板を発見したのか。
仕事とプライベートに毎日を生き生き過ごしたい女性必見。40代の働く女性、高岩さんのこだわりの一枚板とは。
- 本日はインタビューにご協力いただき、本当にありがとうございます。
もともと「一枚板」というもの自体は知っていましたか? -
知っていました。けど、「一枚板」っていう言葉自体は知らなかったですね。飲み屋さんのカウンターで見る程度でした。私の勝手なイメージですけど、高そうだしサイズも大きいので、全然身近に感じてなかったです。だからまさか自分が一枚板を買うなんて想像もしていませんでした。
でも、一枚板独特の「あの雰囲気」が昔から大好きです。一枚板があるだけで、お店全体が落ち着いた雰囲気になる気がするんです。そこでご飯を食べて、大好きなお酒を飲んでいるとホッとしますね。
- 一枚板にしよう!とおもったきっかけってありますか?
- 最初はただ「木のテーブルが欲しい」って、ザックリした気持ちでした。「木のテーブル」を探し始めて、それから少しずつ一枚板に惹かれていきました。
- 「欲しい一枚板のイメージ」というのはありましたか?
- 何となくイメージはしていました。スタイルでいうと「ヨーロピアンスタイル」ですね。昔から「絵」と「花」を使った「ヨーロピアンスタイル」が好きなんですよ。ただ「ヨーロピアンスタイル」でも、雑誌に載っていそうなマジメなインテリアじゃつまらないから「何か」をプラスしたいってイメージをしていました。
- その「何か」が一枚板だったんですか?
-
まさしくその通り。
家具全部のスタイルを「ヨーロピアンスタイル」にするんじゃなくて、どこかに「和」を入れるのが私なりのこだわりです。
「ヨーロピアンスタイル」と「和」って、イメージでは繋がらないテイストですけどうまく組み合わさったときにピタッと合うんです。日本人なので「和」を入れるのが好きですね。だから、テーブルは「ヨーロピアンテイスト」と「和」のどちらにも合う「木のテーブル」がいいなって思っていました。
- 「一枚板」という言葉をしらなくて、どうやってたどり着けたんですか?
- 10年来の友人が、一枚板の話をしてくれたのがきっかけです。テーブルを探していることを話した時に「一枚板はどう?」ってアドバイスをくれたんです。その友人が仕事でお客様の家にお邪魔したとき、そのお客様の家に一枚板があったそうです。 とても重厚感があって立派な一枚板だったって感動していました。その話を私に教えてくれたんです。そこで初めて「一枚板」という言葉を知りましたね。その一枚板の話がきっかけで一枚板も良いかもって気になるようになりましたね。
- そこからすぐに一枚板を探し始めましたか?
-
すぐではなかったです。だって高いイメージがあるじゃないですか(笑)。だからまずは「木のテーブル」を探し始めました。
でも、家具屋さんを何軒か回りましたが、木目がプリントしてあるテーブルしかないんですよ。でも「木」と「木目プリント」のテーブルだと全然違うじゃないですか。 だから価格は「木目プリント」の方が安いですけど、どれも全然しっくりこなかったです。私がイメージしていた「木のテーブル」と比べると安っぽく感じましたね。 それで気付いたんです。安いものには安いものの良さはある。でも今の探し方だと「予算」と「理想」が一致していない。だから「理想のテーブル」が見つからないんだと。 だから「理想のテーブル」を見つけるために「予算」を見直したんです。それから徐々に一枚板に目を向けるようになりましたね。テーブルって長く使うから、高くてもいいかーって。
- 木のテーブルはどれくらい探しましたか?
-
家具屋さんで「木のテーブル」を探していたときはなかなか「予算」と「理想」に合うテーブルを見つけられなくて時間がかかりましたね。
休みの日は、一日使って家具屋さんを3軒回ったりしました。県外の家具屋さんも友人に付き合ってもらって見に行きました。気になったお店は一通り見ないと納得出来なくて(笑)。 良いとわかっていても、自分を納得させるために見ちゃうんですよ。でも、一枚板を探し始めるまでけっこう遠回りしたなと今では思います。
- 一枚板はどうやって探しましたか?
- 家具のことはプロである家具屋さんに聞くのが間違いないと思って、思い切って家具屋の店員さんに聞きました。やっぱりプロですね。何軒か知っていたみたいで教えてくれました。あまり良い顔はされなかったですけどね(笑)。
- 店員さんはなんと?
- 一枚板を扱っている家具屋さんを3軒と、昔からやっている銘木店を1軒教えてくれました。 またテーブルを探すために、お店を一軒一軒回るのかと思うと気が遠くなりました(笑)。でもここまで来たら諦めきれなくて教えてもらったところは全部回りましたよ。最終的にアルアートさんに出会えたからムダではなかったと思います。大変でしたけどね(笑)。
- 4軒回った中で気に入る一枚板はありましたか?
- 家具屋さんは3軒とも「一枚板の専門店」ではないので、種類が少なかったんですよ。だから選ぶには候補が少なすぎるからやめました。最後に銘木店に行きましたが、家具屋さんと比べて申し分のないくらい種類が豊富にそろっていました。
- 銘木店では気に入る一枚板が?
- そこでやっと出会えました、理想の一枚板に。欅の一枚板の色合いがまさに理想にピッタリでした。厚みは5cmくらいで重厚感があって、今まで見てきた一枚板と全然違いました。でも、とにかく高い。 予算をはるかにオーバーしていました。私が気になった欅の一枚板は、1m70cmで65万円でした。あの時はさすがに心が折れましたね。「私が探している一枚板ってこんなに高くて遠い存在なんだ」って思い知りました。 それに「今までの苦労はなんだったんだ」と少し思いましたね。一枚板の相場も知らずに探していた私が悪いんですけどね。
- そこからどうやってアルアートを?
- 友人にまた助けてもらいました。その友人が、ネット通販している会社を2軒探してくれたんです。その中の1軒がアルアートさんでした。 それからは暇さえあれば、アルアートさんともう一社のホームページを見ながら比較していました。仕事の合間にスマホからも見ていましたよ。私一人では見つけられなかったと思うので友人に感謝しています。
- 2軒を比較してどうでしたか?
-
一社は大手の家具屋さんです。もともと名前を知っていたので安心感はありました。 ホームページもすごくキレイで見やすかったですね。でも、キレイすぎてホームページからはイメージがしづらかったんです。現実味がないというか。カタログみたいなかんじで・・・。
アルアートさんはもう一社と比べて、一枚板の「設置事例」と「お客様の声」が圧倒的に多くてイメージがしやすかったです。私、ネットで買い物をしたことがなかったので「設置事例」と、「お客様の声」が参考になりました。それからですね、毎日見ているうちにここで買いたいなーって思ってました。
- 設置事例や写真は、お客様自身が撮影して送ってくれています。人それぞれの「こだわり」が感じられますよね!
- そうなんです。写真からでもこだわりが伝わってきました。同じ材質でも買われた方のライフスタイルで一枚板の表情が違いますよね。一枚板が家族の一員になっているように感じました。これから何世代も受け継がれて、家族の歴史を優しく見守っていくのかな。昔の日本家屋にある大黒柱のような存在ですよね。
- 高岩さんのお部屋にもこだわりが?
-
私は仕事で香水を扱っているから仕事柄なのか、モノの歴史にこだわりがありますね。
香水と一枚板でも共通しているところがある気がします。すでに完成したカタチに目がいきがちですが、それ以前に天然の材料がどう育って、加工されて何年かかって 今のカタチになったのか。そして誰が関わって来たのか。そういう歴史を知るとモノの価値って変わってくると思うんですよ。安いものは安いものでもちろん良いところはあるけど、私にとってそれは一時的なんです。でも、歴史を知 って本当に良いと思って買ったモノはいつまでも飽きないですよね。だからお部屋の「顔」になる一枚板は、歴史に特にこだわりましたね。
- 「こだわり」があればあるほど「悩み」が出てきたんじゃないですか?
- 私のような「木の素人」が一枚板を探すには、ハードルが高いと感じました。私はたまたま友人の助けがあってアルアートさんに出会えました。アルアートさんのホームページで「設置事例」や「お客様の声」で見たので、お店選びの基準がよくわかりましたね。でも今思うと、一枚板を探すのは本当に大変だと思います。家具屋さんを回っていたときは、一枚板を取り扱っているお店があまりなかったし、一枚板を取り扱っていても種類が限られていました。それにアルアートさんに出会っていなかったら一枚板の相場の金額もわからずに、高いから諦めていたと思います。
- やっぱり・・・不安でしたか?
- 不安でした(笑)。ネット通販に詳しくないですし、それに数十万円もする買い物ですからね。やっぱり不安はありました。でも、アルアートさんの一枚板を買われた方の「設置事例」と「お客様の声」を見ていたので不安といっても少しくらいですね。
- 不安は解消できましたか?
- 問い合わせをしてから、長野さんは何枚か写真を送ってくれて一枚ずつ「この一枚板は・・・」と説明してくれたんです。そのやり取りの中で「樹齢○○年で、○○で育った木で、私たちの手元に来てからは・・・」と、木の歴史を教えてもらえたのがとても印象に残っています。こういうやり取りをしたから安心出来ました。
- 一枚板を使ってみて、どうですか?
- 良いなと思うのはサイズですね。よく人を招いて食事をするんですけど、大きくて使いやすいです。次から次へと料理を出せるところは良いですね。あと10㎝小さい一枚板だったら後悔していたと思います。あとすごく細かいですけど、テーブルのくぼみにハマる感じも気に入っています。一人のときは、このくぼんだ位置でワインを飲んでいます(笑)。この時間が一番贅沢だなと感じています。
- 特に気に入っているところはありますか?
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ご飯を食べるとき、お茶をするとき、一人でくつろぐとき。その時々に合わせて思いのままに雰囲気を変えられるところです。テーブルクロス一枚でガラッと変わりますよ。お客様がきたらテーブルクロスを外して、マットに換えたり、食器を換えてみたり。
一枚板が届いてからは「どんな色をお部屋に置いたら一枚板が映えるか」を考えながらインテリアを楽しんでいます。一枚板が主役のリビングになりましたね。
- 少し怖いんですが・・・悪いところはありますか?
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一枚板は気に入っています。あえてあげるなら、脚の高さですね。高さのイメージがつきづらかったのでお任せしました。でも実際に使ってみて、あと5㎝低くても良かったなって思っています。長野さんに相談したら使ってからでも脚の高さを調整できると言っていただいたので、近いうちにお願いしようと思っています。
あとは、汚れたらいやだなって気になっていました。でも、この間、友人がジュースをこぼしちゃいましたが、さっと拭くだけでシミにならず大丈夫でした。これだけ汚れづらいならもう一枚、仕事用で欲しいですね。
- 周りの反応はどうですか?
- お部屋に入って真っ先に目につくので、遊びにきた人は圧倒されていますね。それに必ず「おしゃれ」「いいな」って褒めてもらえます。新居の購入を考えている友人は、この一枚板を見て「ボクも欲しい」と言っていました。一人でも多くの人に一枚板の良さを知ってほしいので、アルアートさんのことを伝えていきたいです。
- いま、一枚板選びで悩んでいる人にアドバイスをお願いします。
- アドバイスになるかわかりませんが、長野さんにお任せして大丈夫ですと伝えたいです。安い買い物ではないのでみなさんも私と同じようにたくさんの家具屋さんと比較し、アルアートさんにたどりついたのではないでしょうか。時間をかけて探されていると思いますが、もう大丈夫です(笑)。使うにつれて愛着は増すばかりなので、安心して長野さんに相談してみて欲しいです。きっと想像以上の一枚板に出会えますよ。これからも長く愛用していきたいです。
ありがとうございました。
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インタビュー中、高岩さんのお客様がいらっしゃいました。
活気あふれる田中さん。今回のインタビュー写真に出て欲しいと伝えたところ、OK!最初の写真に使わせてもらいました。
高岩さんと田中さんは、本日オーダーメイド香水の打ち合わせ。私も参加させてもらいました。
調香ルームに通してもらい、ビックリ。棚には300個を超えるビン、机の上には大変な数の香料。これをたった一人で管理していることに、さらにビックリ。
150種類以上の香料を調香し、その人だけのオーダーメイド香水を制作する高岩さん。20回、30回と調香を繰り返し、それぞれテスターにつけて、お客様に満足してもらえる香水を作る。
1つの香水を作るため、1年以上テストを繰り返すこともあるようです。個人だけでなく法人向けの芳香剤なども制作しているようです。
たった一人で・・・すごいですね。
少しだけ配合が違う、2種類の香水を嗅いでみたのですが、全く違う香水のようでした。「一枚板」と「香水」、不思議な共通点がありそうです。