インタビュー

アルアートでご購入された
お客様2名様を訪問し、インタビューしました!

INTERVIEW 01鹿島 様
不安はなかったです。
それは長野さんの対応だと思う。

「一枚板が近所で名物となっている」と語る鹿島さん。

私たちが伺うと、昔ながらの風情ある街に暮らしていました。その街は、近隣に暮らす人たちとの繋がりが強く、人との付き合いをとても大切にしていました。

昨日はお隣さんと、今日はそのまたお隣さんと、一枚板を囲みお茶をいただく・・・。現代ではあまり見かけなくなった近隣住民との繋がりが、一枚板の周りにはありました。インターネットが普及する現代。私たちが想像する以上に情報は溢れ、想像する以上に何でもネットで買えてしまう。でも、本当に正しい情報、質の良いモノはほんの一握りではないでしょうか。ネットに頼らず人との繋がりだけで一枚板を手に入れた鹿島さん。鹿島さんとアルアートの出会いは意外なところから始まりました。果たしてどのようにアルアートと出会い、どのように一枚板を手に入れたのか。その経緯、現在から未来の暮らしについても語っていただきました。

きっかけ
本日はインタビューにご協力いただき、本当にありがとうございます。 もともと「一枚板」というもの自体は知っていましたか?
木工好きの父だったから、私も小さい頃から木に触れることが多かったですからね。一枚板のことはもちろん昔から知っていました。だから私は木が好きというよりは、生活の中に木があるのが当たり前という感じ。私は父と違って木工よりも昔から植木が好きで、趣味でやっていて、木工も植木も手間暇をかけただけ応えてくれるから木は本当におもしろいですよね。だから私は木には特別なこだわりが強い方かもしれませんね。
テーブルはやっぱり「木のテーブル!」って決めていたのでしょうか?

生活の中に木があるのが当たり前だったから、「木を選んだ」というよりも「木」以外の選択肢はなかったですね。昔、父が作ってくれた天然木を着色したテーブルがあるんですが、やっぱり味があって好きですね。ただ、着色してあるから部屋の印象が重たくなるし、長年使っているから木が傷んでしまっているのが気になっていたんです。だから、そろそろ買い換えたいなと思って、一枚板を探し始めたんです。

あと「娘が大きくなったから」も理由ですね。うちは3人姉妹で、やっと一番下の娘が一人暮らしを始めたんです。それから自然と夫婦でゆっくりする時間が増えて、そのうちご近所さんが前よりも集まるようなったんです。だから、父が作ってくれたテーブルの傷みや、部屋の暗さが気になるようになり始めたんです。

一枚板の探し方・一枚板の出会い
一枚板をどうやって探し出したのか、教えてもらえますか?
本当はパソコンを使って探すのがいいと思ったんですけど、今時の子みたいにパソコンを使いこなせなくて(笑)。だから、デパートの中にある家具屋さんと、岐阜の家具屋さんに直接見に行きました。この年になるとたくさんは動き回れないから、2軒しかいけませんでしたね。
2軒見に行ってどうでしたか?
「こういう一枚板があるんだ」という発見はありましたけど、収穫はなかったです。デパートの中にある家具屋さんは種類が少なくて、全部で5枚ぐらいしかなかった。でも、節と色ムラがなくてキレイだったのを覚えています。カタチも長方形で使いやすそうで、まあ「真面目な一枚板」って感じ。岐阜の家具屋さんも専門店じゃないけど、規模が大きいところでデパートよりは種類はたくさんありましたね。そこまではよかったけど、立てかけてある一枚板の値段を見てコシが抜けるかと思った(笑)。6人掛けのサイズで、最低でも80万。節もあるし、穴もあいているし・・・。「この仕上がりでこの値段!?」というのが最初の印象でしたね。
インターネットを使わないで、どうやってアルアートを知ったのでしょうか?
一番下の娘のおかげですね。服を買いに行ったときに、たまたまその服屋さんに一枚板があったみたいで、すぐにスタッフさんに「どこで」一枚板を買ったのか聞いてくれたんです。私が一枚板を見に行ったときに娘も一緒だったから、気にかけてくれていたでしょうね。若い子の行動力はたいしたものです。私も後日、そのお店に一枚板を見に行きました。そこのスタッフさんがアルアートさんのことを教えてくれたんです。今考えると、アルアートさんとはおもしろい繋がり方でしたね。
建築関係の方からお客様をご紹介いただくのは多いですが、服屋さんのご紹介は初めてでしたね。それから一枚板を手に入れるまで早かったですよね。
う~ん、早かったほうじゃないですか?問い合わせをして、私からは「和室用の6人掛けで」と長野さんに伝えて、2~3日したらカタログが送られて、そのカタログを見ながら「材質」と「サイズ」だけ決めて、あとはすべて長野さんにお任せで選んでもらったって感じですからね。だからどんな一枚板が我が家に来るのか楽しみでした。それから1ヶ月も経たないくらいで期待以上の一枚板が届いて、本当に満足!こんなに素敵な年輪が入っていて、節も無いし、木目も綺麗。やっぱり木っていいな~って改めて思います。
不安
一枚板を一度も見ずに、ご注文いただいたと思うのですが・・・ 不安はなかったですか?
不安はなかったです。それは電話で話したときの長野さんの対応だと思う。「この人が選んだものであれば間違いない」と思える人に出会うのは難しいけど、長野さんはそう思わせてくれましたから。電話で話したときの「物腰の柔らかさ」と、木を扱う職人としての「プライド」と「責任感」は誰でも買い手に伝えられるものではないですからね。長年の経験と、心から木を愛する気持ちがないと伝わらないはずです。買い手と一生付き合っていきたいと思っているのが長野さんから伝わってきて「任せられる安心感」がありましたから、本当に不安はなかったですね。
一枚板を使ってみて
欅 (けやき)の一枚板、使ってみてどうですか?
不満はまったくなし。使えば使うほど良さが増すばかり。一枚板が我が家に来てから、みんなで集まる機会が増えましたね。90歳近いお寺さんとか、昔から付き合いがあるご近所さんも、よく遊びに来てくれます。「木のぬくもりがいいな」「これはいい木だね」とか 褒めていただいています。今では近所で名物みたいになっていて、外を歩くと「一枚板買ったの?」と声を掛けてもらったり、とにかく家の中でも外でも会話が増えましたね。親戚が集まるお盆には「どうしたの?」「いいやつだねー」とみんなが一枚板を摩っていたのを覚えています(笑)。みんなが集まるとこの一枚板が話のタネになって、みんなが明るくなりました。
気に入っているポイントはどこですか?

角がない加工が気にいっています。将来、孫が来たとき、きっと家中を走り回るでしょう。でもこの一枚板なら安心。こういうちょっとしたプロの気遣いが嬉しいですね。あとは玄関から一枚板を見たときの存在感は圧巻!誰が来ても恥じない一枚板ですよね。

今後、家の建て替えを考えていて、その時はサイズが大きすぎたらカットして、また新しい家でも使えるようにしてもらいたいですね。三世代、四世代と、そのときの暮らしに合わせて使っていきたいです。

最後に
いま、一枚板選びで悩んでいる人にアドバイスをお願いします。
「一枚板探しは、持っている人に聞くのが一番の近道」とお伝えしたいです。私は娘が探してきてくれた服屋さんにアルアートを紹介してもらいました。本当にこの繋がりに感謝しています。一枚板を探すときはまず、友達や家族、親戚などに聞いてみるといいかもしれませんね。どこで買ったのか、どれぐらいの値段だったのか、いま使っていて問題がないか。それが難しければ、インターネットを使ったりするしかないと思いますけどね。やっぱり「今、使っている人に聞く」のが一番の近道だと思います。
ご協力いただき、本当に
ありがとうございました。
おまけ

いつからか、ずっと背中に刺ささり続けている視線。

振り向くとそこには、こちらをずっと見つめているネコちゃん。きっと、このカメラが気になっているに違いない。

カメラをちらつかせながら、こちらへ誘導。おいでおいで~。

実はこのネコちゃん。気になっていたのはカメラでも、私でもなく・・・。一枚板テーブル。

元々、ネコは気温の変化に敏感といわれています。ですから、カメラよりも暖かい場所を探していたのかもしれません。天然木から伝わる「ぬくもり」、一枚板は暖かいですか?

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